屋根塗装で知っておきたい屋根の寿命
屋根の寿命は一般的に20~60年と言われていますが、屋根塗装の目安は10年とされています。
外壁よりも風雨や紫外線に晒されることが多いので注意しましょう。
種類によって寿命はそれぞれ異なりますが、耐用年数の前までに塗装が必要となります。
きちんと屋根塗装を行うことにより、防水性を保つことに繋がります。
ちなみに、日本瓦だけはメンテナンスが不要とされていますが、もちろん全く劣化しないというわけではありません。
屋根は風雨や紫外線が常に当たるため、外壁よりも早く傷んでしまいます。
耐久性に優れたシリコン塗料なら10~13年もつと言われていますが、環境によっては8年程度しかもたないこともあります。
そのため心配な場合は早めに屋根塗装をするのがおすすめです。
塗膜が劣化すると防水効果が失われてしまいますし、雨水が内部に侵入することで柱や梁を腐らせます。
まだ雨漏りしていないと考えている場合でも、知らないうちに症状が進行してしまうこともあるので注意しましょう。
屋根塗装の塗装時期は屋根の状態や季節がポイントです
屋根塗装を検討する場合には、どのような時期が適しているのかを知っておく必要があるでしょう。
まず塗装した方が良いと思われる症状の時期としては、屋根から雨漏りがしてくるなどといった症状です。
雨漏りが見られる場合は機能的に劣化している事の表れですし、場合によっては屋根全体を替える必要性も出てきますので注意が必要です。
そして実際に屋根塗装を施工する塗装時期としましては、気温が5℃以上かつ湿度が85%以下の気候が望ましいとされています。
これは地域によって異なりますが、寒い地域の冬の時期の塗装は難しくなってくるでしょう。
また湿度の高い梅雨の時期などは塗装の乾燥に時間がかかりますので、あまり適している時期とは言えないのが事実です。
そのため最も適している塗装時期としては、塗料の乾燥に必要になる日照時間も確保しやすい春や、梅雨が始まる前の季節が望ましいです。
これ以外の季節に屋根塗装の施工はできない事はありませんが、作業の日程が多くかかってしまうなどのデメリットも考えられます。